カテーテル用リング電極

カテーテル用リング電極とは

カテーテル用リング電極とは、カテーテルに取り付けられるリング状の電極で、主に心腔内の電位記録(心腔内心電図)や治療のための電気的刺激(高周波カテーテルアブレーションなど)を行うために使用されます。

貴金属(プラチナ、プラチナイリジウム合金など)で作られることが多く、耐腐食性や生体適合性が高いため、長期間使用しても安全性と信頼性を保ちます。リング電極は、診断および治療手技の精度向上に寄与し、特に不整脈治療などで重要な役割を果たします。

製品の特徴

カテーテル用のリング電極は高いX線不透過性、耐腐食性、生体適合性等の面から、貴金属(プラチナ、プラチナイリジウム合金等)が材料として多く使用されています。

石福金属興業は貴金属に特化しており、原材料の熔解から形状加工、検査まで全て一貫した自社生産体制を整えています。これにより、多様な厚みや長さのリング電極を製造でき、大ロットから小ロットまでお客様のニーズに応じて供給が可能です。

リング電極は、心臓や血管内での電気信号の測定や電気的刺激を行う重要な部品であり、血液に直接触れるため高い品質と安全性が求められます。当社の高度な加工技術は、お客様の要求する高精度な表面状態を実現し、国内外の多くのカテーテルメーカーから信頼を得ています。さらに、㎛単位の寸法測定や表面粗さの測定など、厳密な品質管理を実施し、医療現場において安心して使用いただける製品を提供しています。

貴金属リング対応可能規格表

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